
2026年4月、アメリカの法廷でイーロン・マスクはこう証言しました。
「OpenAIが存在するのは、ラリー・ペイジが私を『種差別主義者』と呼んだからだ」
人間をAIより優先しようとすることは差別だ、と責められたのです。
マスクはその前の年に、こう書き込んでいました。
「私たちが、デジタルの超知能を起動するための、生き物の形をした起動装置にすぎない、なんてことでなければいいが」
AIを作る仕事は、文章も、採点も、プログラムも、すでにAI自身へ移り始めています。
人類は通過点だと言う研究者、絶滅の危険を認めながら開発を続ける会社のトップ、そして人間なしでは壊れてしまうAI。
人類は本当に、AIを作るための段階にすぎなかったのかを考えます。
AIが人間を滅ぼす未来はあるのでしょうか。
◆目次
0:00 オープニング
1:20 第一章 AIを作る手は、AIに移り始めている
4:09 第二章 「人類は通過点だ」と言う人たち
7:07 第三章 作っている本人たちが、絶滅を口にする
9:44 第四章 それでもAIは、人間を手放せない
12:37 第五章 段階で終わるかを決めるもの
16:48 エンディング
◆参考文献
・I・J・グッド(1965)「最初の超知能機械についての考察」
・ハンス・モラベック『電脳生物たち』(1988)
・リチャード・サットン「AIへの継承」(講演・2023〜)
・AIの安全性センター「AIのリスクに関する声明」(2023)
・グレースら(2024)「AI研究者数千人の見通し」
・シュマイロフら(2024)「再帰的に生成されたデータで学習したAIは崩壊する」(ネイチャー)
・ゲルストグラッサーら(2024)「モデル崩壊は避けられるか」
・バイら(2022)「憲法に基づくAI:AIの評価による無害化」
・ドーシ、ハウザー(2024)「生成AIは個人の創造性を高めるが、物語の多様性を下げる」
・コスミナら(2025)「ChatGPTを使った作文と脳」(査読前)
・ノヴィコフら(2025)「アルファエボルブ」(グーグル・ディープマインド)
・サム・アルトマン「The Merge」(2017・ブログ)
・リチャード・ライダー「種差別」(1970)
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