網膜に直接映すTDKのメガネ。Hallidayの網膜投影と何が違う?

TDKが、レンズに埋め込める厚さ150nmの平らな鏡(メタオプティクスミラー)でレーザーを跳ね返し、網膜に直接映像を描くスマートグラスの試作を、CEATEC 2026で展示しました(発表は2026年10月2日)。同じく「網膜投影技術」とうたっていたAIグラス「Halliday」は、右目の上の小さな窓(DigiWindow)を目線を上げて覗き込み、窓を回して視度を合わせる方式でした(自分のレビュー)。TDKの担当者は、視力によらずに映像を見られるのが最大の特徴だと説明しています。ただし、くっきり見えるのはメガネが映す文字や映像で、景色の見え方が変わるわけではありません。試作は単色で、TDKはフルカラーの実証と量産を数年以内に目指すとしています。TDKの試作のレーザーの強さと値段は発表されていません(TDKと組むQDレーザは、自社の網膜投影のレーザーを、目に入れても害がない強さの「クラス1」としています)。
出典:TDK(2026年10月2日) https://www.tdk.com/en/news_center/press/20261002_01.html
QDレーザ(VISIRIUM Technology) https://www.qdlaser.com/applications/eyewear/
Halliday(2025年10月30日) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000171739.html
産経ニュース(2026年10月14日) https://www.youtube.com/watch?v=3suLQd_i4Vs

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